バセドウ病になると、目の下にクマができるのはなぜ?治るの?

Q. バセドウ病になったら目のクマが出来てしまったのはなぜ?

A. バセドウ病では目のまわりにある脂肪が増え、筋肉が増大します。
それにより眼窩組織が増えるので、眼球突出が起きるのですが、同時に下眼瞼の脂肪が突出するために目のクマが出来るのです。

Q. 眼窩減圧でクマは治るのか?

A. 眼窩減圧により眼窩組織の量を減らすため、眼球が凹むのですが、同時に下眼瞼の突出した脂肪も減るために、減圧手術を行うだけで目のクマの改善は可能です。

目の下のたるみ・目のクマへの治療

目の下のたるみ・目のクマ

皮膚のたれマブタでは、余った皮膚を取り除くことと、二重まぶたを作ることが目的です。

まぶたの皮膚をまつ毛の上5〜6mm程度の位置で切開し、余っている皮膚を切除します。
その後、二重まぶたを作製し皮膚を縫合します。同時に脂肪を切除する場合があります。

眼窩減圧手術だけでも突出した脂肪を減らすことが可能ですが、さらに手術時に切除した眼窩脂肪を使って、目の下のたるみ・目のクマへの治療を同時に行うことも可能です。

目の下のたるみの原因は眼窩縁にある靭帯ですが、この眼窩縁靭帯を外して切除した脂肪移植を行うことで靭帯を無効化し、クマを消失させます。

  • 術前

    元々のお顔

  • 術前

    眼窩脂肪減圧+眼窩脂肪移植手術前

    目の下のたるみが目立ちます。

  • 術後

    術後1カ月

    目の下のクマは消失しました。眼球陥凹に伴って上眼瞼の凹みが出現しています。これはヒアルロン酸注射にて治療を行います。

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